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Brenneckesの由来(2)

前回カウアイ島ポイプについて触れたので、今回もちょっとその話題を…。


滞在したのはニヒ・カイ・ヴィラ(Nihi Kai Villas)というコンドミニアム。


コンドミニアム自体のランクは中級クラスだが、私たちが利用した421号室はスーパーオーシャンビューという眺めの良い部屋。(以下、すべて421号室の写真)


最上階なので天井が高く開放的、部屋面積も広かった(2ベッドルーム、2バスルーム)。


インテリアはデラックスではないが、部屋のメンテおよびクリーニングは完璧で、とても快適に過ごせた。


夜になると、子供たちはこちらのベッドルームに寝かせ、


私たちはこちらのベッドルームで連日営んでいたのだが、


ある夜、“ゴトン”という音がしたかと思うと、「うわ~ん」という泣き声が…。

慌てて営みを中止し、子供たちの寝ているベッドルームに行くと…

息子がベッドから転落しておりました。(^_^;;;


その後、妻が息子を寝かしつけ、30分後、営みを再開したのであった。メデタシ、メデタシ。(笑)

妻との出逢い

今日、5月12日は妻の命日である。

早いもので、まる5年が経った。


妻と出逢ったのは、あるセミナーだった。

妻も同じくセミナー参加者で、私とは同じ班だった。

このセミナーでのある出来事をきっかけに私は妻に猛アプローチをかけるようになった。

ところが、私は妻のタイプではなかったため、なかなか相手にしてもらえない。
それでも私は毎日のように妻にラブコールを送り、遂には4時間に及ぶ長電話の末、口説き落とした。

妻に「はい」と言わしめた私の一言は

「最後まで一緒にいるから」

だった。



妻は超早産・超未熟児で生まれたため、幼い頃、様々な点で他の子供よりも能力的に劣った。(出てきたのが早すぎるのだから当たり前なのだが…)

それ故、義母は妻を大切に育てた。大切にしすぎたあまり、危険なことはもちろん、日常生活でも多くのことを妻にさせなかった。

結果、妻は年齢の割に何もできない自分に自信を失った。

そして本心を親に打ち明けられないことも妻のネックであった。


4時間に及ぶ電話の中で次第に妻は本心を吐露していき、最後には電話口で泣き出した。

「一人になるのが怖い、一人にはなりたくない」

自分に自信がなく、最後には一人になってしまうことを恐れた叫びだった。


「一人にはしないよ。ずっと最後まで一緒にいるから」

その言葉を信じ、安心した妻は私と一緒になった。



そして、この約束は守られた。妻の最後の17日間を一緒に過ごすことによって…。


ソラリス

時々、週末の夜に映画のDVDを借りて妻と観た。

妻が他界する3、4ヶ月前に借りたのがソダーバーグの『ソラリス』だった。

未知の惑星ソラリスを探査中の宇宙ステーションに勤務する友人が精神に恐慌をきたしたため、心理学者の主人公(ジョージ・クルーニー)がステーションを訪れるのだが、そこで死んだはずの妻に会い…。というストーリーだ。


観終わった後「この映画って物理学の話じゃないの?」と妻が一言。

「人間の意識を突き詰めて行くと、最終的には物理学にたどり着くの。だから、哲学は物理学なんだよ」
と続ける。


確かに、この映画の原作者であるレムは物理学者だが、SFをまったく読まない妻はそんなことは知らなかった。


以前から、妻は「人間の魂はエネルギーとなって地球の周囲を巡る」という考え方に賛同していたが、パズルのピースがピタッとはまったのかも知れない。



亡くなる数日前から妻が悟りを得たような様子になったことは以前書いたが、その際、私の頭から離れなかったのが、この『ソラリス』のエピソードだった。


私にはうかがい知れないことだが、きっと妻は「自分が死んでも消滅することはない。想いは留まり、家族を見守る」といったようなことを考えていたのではないかと思う。


このブログに、私がよく「妻が肩のあたりにいて・・・」と書くのは、こんな理由があるからなのだ。


今日は何の日?

今日4月29日は、私たち夫婦の19回目の結婚記念日。


命日、お彼岸、お盆は家族全員でお墓参りするが、この結婚記念日だけは私一人でお墓に行く。


以前は二人で食事に行っていたが、それもできなくなってしまったので、その代わりというか、名残というか…。

私自身の心のけじめみたいなもんですね。(^-^)



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