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愛の営み(3月19日) 後編(その1)

注) かなり長くなってしまったので、後編をさらに2つに分けて掲載します。


挿入からずっと感じっぱなしの彼女が、遂にダウンする。

肩で息をするような状態なので、しばしの間、横に並んでインターバルを取る。


しかし、ちょっと経っただけで彼女が起き上がり、私にまたがると、ペニスを握り、その上に腰を落とす。


「あん、あん」と声を上げ、体を揺らしながら上下に動く彼女。

騎乗位の際、クリトリスを擦り付ける前後動ではなく、奥を突く上下動をするのが彼女の特徴だ。


起き上がり、対面座位の体勢になる。


一心不乱に動き続ける彼女の切なそうな表情を間近で見る。


顔をそむけ、恥ずかしがる彼女。


ギュッと抱きしめ、右手の中指を彼女のアヌスに這わせる。

膣口からあふれ出た愛液を掬い取り、アヌスに塗ってマッサージを始める。

入口周囲をよくほぐしたら、愛液をたっぷり付けてちょっとだけ挿入する。


ビクッと反応する彼女。


「何か、変な感じ…」

泣きそうな声で彼女が洩らす。


中指を第一関節までアヌスに納めながらも、更に上下動を続ける彼女を抱きしめ、寝かせて正常位の体勢にする。



いちばん奥までペニスを挿入し、子宮を押しながら尋ねる。


「SEXだけのデートも、私がメールで“いっぱい愛したい”ってダイレクトに伝えたのも初めてだよね」


「うん。メール、ちゃんと取っておく…」


恥ずかしがらせるつもりが、逆に赤面させられてしまう私。



子宮を押す動きから突く動きに変え、徐々にスピードを早めていく。


ズンズン突かれるたび、「あっ、あっ」と声を上げる彼女。


ストロークを大きくし、激しく突き続けていると、そろそろ私のほうが刺激に耐えられそうもなくなってくる。


「そろそろイキそう…」


「来て…、中にかけて…」


「理緒さん、ギュッとしがみついて」


私の背中に手を回し、彼女が私にしがみつく。


「理緒!、理緒!」


彼女の名前を連呼し、大きく、激しく、そして早く、彼女の子宮を突きまくる…。


「ああっ、イクっ!」


膣のいちばん深いところにペニスを留め、白濁した液体を放出する。


ガクッと力の抜けた私の頭を彼女が撫でる。


いつものように、ペニスが萎んで抜け落ちるまで、そのまま抱き合う二人…。






以前ならこのままピロートークして、シャワーを浴びて帰るのだが、ここのところ次のラウンドに突入することが続いている。

この日も、二人とも“抱きたい”“抱かれたい”という思いから営みに臨んでいるため、ピロートークの内容も二人の恋愛やセックスについてとなり、話している間に、気持ちがまたしても高まっていく。


「朝までずっとこうしていたい…」

彼女がポツリと洩らす。


それまで優しく全身を愛撫していた私の右手が彼女の股間にたどり着き、キスをしながら、彼女の脚を開き、花びらの中心に中指を埋める。


第三関節で曲げ、Gスポットの辺りを刺激する。

彼女の反応が高まってきたので、更に薬指を挿入し、クンニも始める。


彼女の膣に指を入れたのは私が初めてなので、指を二本入れられるのはこれが初めて。不安と興奮で彼女のボルテージも上がっていく。

指の動きを撹拌に切り替え、クリトリスへの口撃も激しくしていく。


「ダメ、イッちゃう」

彼女が抗議の声を上げるが、聞き入れず、更に激しく撹拌すると…


「イヤぁ~っ」という声とともに彼女の花びらから液体がほとばしり出る。長く、短く、長く、合計3回。バスタオル1本ぶんの量。


シーツを濡らしたことを心配するが、パッドもあるから大丈夫だよと安心させ、その上にバスタオルを敷く。



放心状態で横たわる彼女を抱きしめ(イッたそうだ)る。



ホテル入室から既に3時間以上は経過しているハズだが、名残惜しさからか二人とも帰ろうと言い出せず、そのままピロートークを続ける。


実はこの後、まだ山場が二つばかりあるのです…

《後編・その2に続く》



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