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娘の卒業式

このBlogのテーマからは外れてしまうのですが…


今日、娘が高校の卒業式を迎えました。

ついこの間、入学式に参列したように記憶しているのですが、月日の経つのは本当に早いものです。


高校の卒業式だから、嫁に行くわけでもないので、まさか泣くことはないだろうと思っていましたが、不覚にも泣いてしまいました。(^_^;;;


「こんなに立派になった姿を妻も見たかったろうな」
「本当は、娘も見てほしいんだろうな」


という思いが、つい頭の中を巡り、堪えられませんでした。




妻が亡くなった時こそ病院で号泣しましたが、お葬式では一切泣かず、その後もずっと感情を露にせずに過ごしてきた娘。


必ずといっていいほど、夜遅くまで私の帰宅を待ち、ご飯をよそい、お茶を入れてくれます。

夕食を摂る私を相手に、今日の出来事を話すのは、亡き妻の代わりを自分が務めるという気持の表れだと感じています。



そんな娘も、4月からは大学生になります。

しかも、新幹線を使っても片道7時間はかかる超遠方に…。


受験の際、祖父母を始めとして周囲の人々は皆「そんな遠くはダメだ」と反対し、賛成したのは私だけでした。



私が賛成した理由には『娘がどうしても学びたいことがその大学でなければ難しい』ということもありましたが、もう一つ大きな理由がありました。


それは、私と娘が互いに親離れ・子離れする機会になるからです。


もし娘が自宅から地元の大学に通うことになれば、今後も“娘が妻の代わりを務める”という状況は続くことになるでしょう。

そんなことをずっと続けていたら、しまいには私のことが心配で離れられなくなる、最悪、嫁に行かなくなる恐れもあります。


ですから、親が無理やり引き剥がすのではなく、自分から進んで遠方に行きたいという、自然発生的な絶好の機会を活かそうと思ったのです。




娘が旅立つまで2週間あまり。

向こうに行ったら、帰ってくるのは多くても年に3回くらい。

場合によっては向こうで就職・結婚することもあるでしょう。



残された日を大切に過ごしたいと思います。

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○○さんへ

ありがとうございます。
普段は妻のことを思い出して悲しい気持になることはほとんどなくなりましたが、こういった特別な節目はダメみたいですね。(笑)
娘は[推薦]ではなく、[AO](自由選抜)入試による合格でした。
担任からは一般入試では絶対に受からないと言われていたので、本当に幸運でした。
アパートも既に決まり、先日、契約も済ませました。寮もあるのですが、あまり評判がよくないらしく、来年か再来年には建て替えになるため、アパートにしました。
引っ越し、入学式と、あと2回は私も行く予定です。
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