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「妻との別れ」を書き終えて

発病から葬儀に至るまでの1年半を書き終えました。

この後、私にはうつ病発症という大きな出来事があるのですが、それこそ当人以外は理解できない世界になってしまうので、書くのは止めておきます。



「妻との別れ」を書く契機は、私と彼女との交際に否定的なコメントが少なからずあったことへの反論の意味でした。


奥さんは泣いている、彼女は淫乱…等々。


私たち夫婦がどのように過ごしてきたのか、どんな関係だったのか、どんな気持ちだったのかも知らずして、妻や彼女について、さも知ったように意見されることがたまりませんでした。


当時を思い起こし書き綴ることは辛い作業でした。何度も止めようと思いましたし、なぜこんなことをしているのか疑問にも思いました。



ただ、この項を書くことによって、同じ立場にある方々からコメントをいただくようになり、私の中に使命感のような感情が生まれました。



死別者には恋愛は許されないのでしょうか?

一生悲嘆のプロセスを繰り返さなければならないのでしょうか?

死別であるか否かを問わず、夫婦の在り方は千差万別で、その詳細は当人以外は知り得ません。

相手の事情も知らずに非難するのは無責任すぎませんかね?


再考をお願いし、妻との別れの件については、これで筆を置きたいと思います。




コメントの投稿

非公開コメント

その気持ち、解る気がします…

これからは…
誹謗中傷の類いは“黙殺”されればいいと思います。
理解して居られる皆さんの訪問(書き込み)で、これからもこのブログが存在して行く事を私は望みます
また“理緒さん”と素敵な愛の営みを詠ませてくださいね
応援して居りますから…♪

ケンメリさんへ

いつも応援・アドバイスありがとうございます。
これ以上続けても不毛なので、これで最後にし、後は忠告に従わせていただきます。(^^ゞ
実は、土曜日に彼女と逢ってきましたので、後で営みの記録をアップしますね。

No title

最後まで辛かった時の事をよくぞ書いて下さいました。
反論・再考を促すという意味を超えて、この一連の日記は(申し訳ないけど)引き付けられる文章だったと思います。
brenneckesさんがどのような「使命感」を感じたのか、愛する者を亡くした経験の無い者には計り知れません。
僕も「鬱」は経験しておりますが、その時の事など絶対に書きたくないです。
自分の最も醜いを晒せるほど、僕は強くありませんから…それは多分、粗末なイチモツをブログで晒すよりも恥ずかしい事です(^^;
その鬱の経験から、他人の事を安直に批判する者はその人の最も醜い一面を晒しているのと同じ事だ、ということを知りました。
醜い人など気にかけぬことです。
鬱も死別も、経験した者じゃなければ想像も出来ない事では決してありません。
実感・共感など出来ずとも、想像だけは絶対に出来るのです。
想像力さえも放棄した人間は、この世で一番醜い生き物なのです。

続onpさんへ

いつも温かく見守っていただきありがとうございます。心強く思っています。
多くの皆さんに読んでいただけたこと、嬉しく思います。
昔、奥様を亡くした方と知り合いになったことがありましたが、その時はその方の気持ちが良く分かりませんでした。
自分がその立場に置かれ、「奥さんが亡くなった」という言葉の裏側にある膨大なストーリーと感情を実感しました。
今回の項で少しでも知っていただき、理解していただければ、書いた甲斐がありました。
これからしばらくはまた楽しい話を書いていきます。(^-^)

最後まで静かに読ませていただきました

よく最後まで 書き綴られました。読んでいて、なんども胸が苦しくなりました。ですから ブレネックレスさんの胸中は いかばからかと思うと… コメントも書き込めませんでした(T_T)
私は 実家の父親を見送った時の事を 思い出していました。不慮の事故で あっという間の出来事でしたから 喪主である母親は 何ともいえず 憔悴仕切っていましたので 私が…と頑張っていましたが(長女ですから…) 焼き場に着き スイッチを押された瞬間に 大声を出して泣き崩れてしまいました。緊張の糸が切れてしまいました。 肉親の別れで こうでしたから 一生涯の伴侶との別れなんて 想像出来ません。
とても 辛い部分を見せてくださいましたね。 ブレネックレスさんは 大丈夫ですか? 最後まで静かに読ませていただきましたので どのようなお気持ちで 綴られたのかも 分かりました。
率直な感想として 私は 奥様のように 強く生きる事が出来るかわかりませんが、とても素敵な 奥様だと思いますし、ホントに愛情豊かな 思慮深い方だとも思います。 そして家族の事を 大切になされていたのでしょうね。
お辛いのに、ありがとうございましたm(__)m

切なすぎます

途中で何度「絶筆願います」とコメントしようか悩みました。辛いタイピングだったとお察しいたします。
Brenneckesさんとしても思い出したくないことでもあり、忘れてはいけない経験ですよね。。。
なので、最後まで読み切りました。
切なすぎます。
しかしながらBrenneckesさんの人柄を再確認できましたし、(経験したくない事柄だけに)自分も家族の大切さを想いなおすことができました。
おそらく、ここまで書いてもああだこうだという輩は無くならないと思います。
それはもう放置してですね(笑)これからも彼女との逢瀬を書き綴ってください。

No title

これまで 同じ立場でお付き合いをされている方に
出逢ったことがなかったので、
ついつい長々と書き込んでしまった事をお許しください。
彼女さんとのお話、私も楽しみにしております。

みこママさんへ

いつも暖かい言葉をいただきありがとうございます。
伴侶だから親よりも辛いということはありませんよ。
妻に逝かれた哀しみから立ち直るために何冊も関連の本を読みました。
そこに共通して書かれていたことは、死別の事情は十人十色で、共通して語れない、自分の例を持ち出して慰めようとしても、慰められない。といったようなことでした。
時間が経ったので違いますが、逝かれた当時は書かれていたとおりの心境でした。
ですから、親を失ったみこママさんの哀しみと、妻を失った私の哀しみを単純に比較することはできないのです。
私が再三に渡って書いてきた“当事者でなければわからない”というのにはそういった意味もあります。
途中かなり落ち込んだ時もありますが、今はもう大丈夫です。
妻の死から6年近くになりますから、いつまでも引きずってられるほど世間は甘くありませんし…。

Dr.Hさんへ

辛い思いをしながら最後までお読みいただきありがとうございました。
実は何年か前に同じようなことを某ブログでも書いていたのですが、辛すぎて耐えられなくなってきたことと、息子に見つかり「今さらそんなこと書いてどうする!」と怒られたこともあり、未完のまま止めました。
今回はダイジェスト気味ではありますが、最後まで書け、自分としては気持ちの整理もできたので、もう二度と書くことはないと思います。
今後はこれまでどおり、彼女とのことをメインに書いていきますね。

ポッキーさんへ

許すもなにも、この項を書いていちばん良かったと思うことは、ポッキーさんの経験を伺えたことです。
あぁ、私だけじゃないんだと思う部分がたくさんあり、勇気付けられました。
ポッキーさんのほうがずっと障害が多く、大変かと思いますが、応援してますので、挫けずに頑張ってください。o(^-^)o

No title

つらいのに書ききっていただきありがとうございます。
同じ境遇でないとわからないことなのかもしれませんね。
誰もが同じ体験をするわけではないですから、わからない人がいてもしかたがないことなのかな?と思いますが、Brenneckesさんが書いていることで読んでいる人に気持ち伝わったと思いますよ!
これからも理緒さんとのお話聞かせてくださいね!

mimiさんへ

最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さん夫婦それぞれ色んな事情を抱えられていると思いますし、その詳しいところは他人には分からないものだと思います。
愛のカタチは人それぞれなんですよね。

別れと出会い

Brenneckes さん、始めまして。lukayakと申します。
偶然このブログに出会い、始めから読ませていただいております。そして本日、衝撃の項に到達いたしました。
夢中で読み進めているうちに、不覚にも嗚咽がとまらなくなり、何度も中断してしまいました。
私は、1994年に父を亡くし1999年に母を
そして、2001年に妻を亡くしました。
私の妻の場合は「くも膜下出血」によるもので、発作後手術を受け一旦は自宅に戻ってきたものの、再度の発作により絶命しました。享年40でした。
そして、3年ほど前から、或る女性と出会い現在も交際を続けております。
別れと出会いは、繰り返すものですね。
不思議なものです。
まだまだ、この先もこつこつ読み続けさせていただきます。
これからもお付き合いさせてください。
追伸)
「理緒さん」との愛の営みは、非常に参考になります(感謝)

lukayakさんへ

ご訪問ならびにコメントありがとうございます。
変な言い方かもしれませんが、こうやって死別を経験された方に読んでいただき、コメントをいただけるのは凄く嬉しいです。
ご両親を亡くされたうえに奥様まで…、私には想像もつかないほどの哀しみを経験されてきたのですね。
今のお相手と出会われ、交際されていることは、巡り合わせなのだと思います。
残された人生を、悲嘆に暮れた末、耐え切れずに自ら断つのか(ずっとそう考えていた時期もありました)、亡きパートナーのぶんまで生きるのか、奥様を亡くされてから9年もの歳月を耐えられたlukayakさんは答えを導き出されているのではないかと思います。
今後もよろしくお願いします。(^-^)

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

こちらこそ

ありがとうございます。
でも、私は本質的には温かい人間ではないですよ。自分が経験するまではパートナーを亡くした方の気持はわかりませんでしたし…。(^^ゞ
変な話ですが、このおかげで少しは人間的に成長したかな?とは思っていますが…。
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