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死別者の心理(3) -死別者と恋愛すべきでない-

「死別者と恋愛すべきではない」

という声をよく聞きます。



その理由は、

1.嫌いになって別れた訳ではないから、亡きパートナーへの想いは一生残る

  ⇒『あなただけを見てくれる日は一生来ない』 


2.亡きパートナーと比較される

  ⇒『逐次そんなことされてたらストレスになってしょうがない』


3.しかも、亡きパートナーは良い思い出しか残らないので、絶対に勝てない

  ⇒『一生二番手で我慢するのはゴメン』


4.亡きパートナーの身代わりにされる

  ⇒『私には私の人格がある。人形じゃない!』 


といったところでしょう。



さて、ここで問題です。

このような意見を出されている方は死別経験者なのでしょうか?

答えは「否」です。

死別を経験されていない方が憶測で書かれているので、信憑性があるとは言えません。


という訳で、ご参考までに、死別経験者であるBrenneckesはどうなのか?ということをお話しします。



まず“亡きパートナーへの想い”ですが、これは消えることはないと思います。

しかし、だからと言って新しいパートナーである理緒さんを見ていない訳ではありません。



次に“亡きパートナーとの比較”ですが、妻と理緒さんはまったく別の人間ですから、比較することはありません。



続いて“亡きパートナーは良い思い出しか残らない”のも事実ですが、私は理緒さんのご主人に対する想いも、ご主人自身も尊重していますので、勝ちたいと思ったことはありませんし、勝った負けたという考えに至ったこともありません。



最後に“亡きパートナーの身代わりにされる”ですが、私は妻の代わりになる相手を探していて理緒さんに白羽の矢を立てた訳ではなく、恋愛感情の伴わないお付き合いから現在の関係に至ったので、妻の身代わりにしている訳がありません。



という訳で、上記4点は当てはまらず、まったく障害にもなっていないのですが、皆さんはいかにお考えでしょうか?



コメントの投稿

非公開コメント

私も死別経験者です。

はじめまして。ここ半月くらいかな?こちらのblogを
拝見させて頂いています。
私は40代前半の、死別経験者です。5年以上経っています。
そして、離婚経験者である恋人がいます。
彼と交際するようになった時、私も夫を忘れてしまっている
訳では無いので彼に、「貴方をとても大切だけれど…」と
夫への思いが残っている複雑な胸の内を、告白してみました。
…それで彼が私から離れてしまったら悲しいけれど、私が
死別経験者であることを承知の上で交際してくれるのなら、
と賭けにも似たような気持ちで、とても勇気を出して話した
ことを記憶してます。
彼の答えは、Brenneckesさんが書かれたことと同じような
ものでした。「自分はhal.の辛さも理解できるよう努めてきたし
亡くなった旦那さんのことも2人の間では大切なものに
していこう。」
私の死別も、彼の離別も、現在の2人が出会う為には
欠かせないプロセスだった、と彼は言葉を続け、形は
違うけれど、自分達はお互いに辛い別れを経験していて
だからこそ、互いの辛さや思い出を尊重し、今もこれからも
共に生きる2人の間の絆を確かなものにしていこう、と。
彼の過去、私の過去。私達は一緒にそれをも大切にして
生きようと決めました。
私には息子が居るのですが、彼は息子とも良い関係を
築いてくれ、来るべき2人の将来に希望を持って過ごせて
います。
彼が「君の中の旦那さんには妬かない、妬けないよ。」
比べる対象では無いのだ…そう話してくれた時、驚きと
安堵で涙が…勿論、嬉し涙でした…溢れたことを憶えて
います。
辛さも喜びも、過去も現在も未来も、話し合い歩み寄り、
一緒に生きていける喜びは、生きている者同士でこそ
分かち合えるものだし、独りで生きるより強く生きて
いけそうです。
私は、夫を亡くしてから長い時間心を病んでいました。
彼は、そんな私を力づけ勇気づけ、愛してくれました。
私も愛する喜びを取り戻すことが出来て、人生はまた
希望があるものに変わりました。
「死別」ということに彼の理解が深かったのは、彼自身の
離婚が大変に苦しみを伴うものであったことや、彼の家族
が相次いで亡くなった経験による深い悲しみに基くもので
す。
生きる希望が持てずにいた2人が出会って、また生きる
喜びを持ち直せたことは、勿体ない程の幸せだと感謝して
います。
初めてのコメントなのに、長々と書いてしまって申し訳
ありません。失礼しました。

hal.さんへ

丁寧なコメントありがとうございました。
事情まですっかり話していただいて感謝です。何度も読み返させていただきました。
状況的にも心理的にも凄く似ていて、共感しています。
彼も理解と思いやりがあり、非常に良い方ですね。理想的な関係を築けているのではないかと思います。
今後もさらに良い展開になることをお祈りします。

現恋人を、亡き大切なパートナーとの相対評価で考えることは、
それは現恋人にも亡きパートナーにも失礼なことだと思いますよ。
愛する人はその人だけに向けられた絶対的な評価であるべきですよね。
私はそう思います。
 

おっしゃるとおりだと思います

『死別者と恋愛すべきではない』…よく言われることですよね。
私も 自分が こういう立場になるまでは、
世間で言われているこのようなことを、
そのとおりなんだろうと なんとなく思っていました。
でも、実際そうなってみたら違いました。
人にもよるとは思いますが…。
ただ、死別者の場合、特に 私のように 嫁ぎ先に 残っているような場合は、
法事や、お墓参りなどを 自分が中心となってやらなければならないため、
もし、新しいパートナーが そのあたりのことを理解してくれない人だったら、
うまくいかないのだろうなぁと思います。 
そういう意味では 死別者同士であれば、
分かり合える部分は 多いかもしれませんが、
相手を 思いやれる人であれば、
あまり関係ないかもしれませんね。

hiroさんへ

そのとおりだと思います。
極めて失礼なことですよね。
それを、おそらくは憶測で「死別者は…」というふうに言われているのだと思います。
でも、これは「元カレは…」「元カノは…」と比較するのと同じことですから、結局は個人差なのでしょうね。

ポッキーさんへ

確かに、ポッキーさんのように嫁ぎ先に残られ、喪主となられている場合には、より深い理解が必要となりますね。
若い時なら互いの気持だけで突っ走れますが、私たちくらいの年代になると背負っているものが多いので、そう簡単にはいきませんよね。

考えさせられました。

愛する人への素直な気持ちと考えかたなど
いつも感動と共感さらには戒めさえを覚えます。
 これからも拝見させていただきます。

うりぼう2号さんへ

いえいえ、そんなご大層なものではありません。(^_^;;;
ただ、死別者が誤解され、誤った認識によって、恋愛から敬遠されているのは、私としては忍びなかったもので…。

>『死別者と恋愛すべきではない』…とよく言われる。
そうなのですか!?
メグは全く意識せず彼と付き合いはじめました。
ただ淋しい者どうし癒し合うように。
それにしても素敵なコメントばかりでウルウルしてしまいます。。・(>_<;)・。
参考になることも多いです。

メグさんへ

最近は理解いただいている方の書き込みのほうが多く見受けられますが、以前は、書いたような見方が一般的でしたし、現に私自身も言われたことがあります。
メグさんのように理解してもらえる方が相手でハルさんも幸せですね。(^-^)
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