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彼女との約束

彼女と約束していることが二つある。


一つは、死ぬまでずっと一緒にいること。


もう一つは、私のほうが長生きし、彼女の最期を看取ること。


私たちはパートナーを失った際、『二度と死別の悲しみ、辛さを味わいたくない。だから絶対に再婚しない』と固く心に決めている。

だから、本来は恋愛もすべきではないのだが、その決意を私が崩した。


だから、二度目の死別の悲しみを引き受けるのは私でなければならない。

彼女を遺し、もう一度あの辛さに曝すことはできない。



妻を失ったことによる欝病から何とか這い上がろうとしていた際、私は死別者向けの書物やWebサイトを読みあさった。


その中で見つけた心を打つ言葉の一つが以下のようなものだった。


『あなたがこの悲しみを引き受けることにより、その人はこのつらい悲しみを悲しむことがなかったのです』


人は、必ずどちらかが先に旅立ち、どちらかが遺される。
遺された悲しみを背負うのは一人。
自分が遺されることで、愛する人にこの悲しみを味あわせずに済んだ。

という意味である。



だから、私は彼女よりも長生きしなければならない…。(^-^)



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非公開コメント

耐えられるかな?

愛する人を二人も見送るなんて。
その決意表明だけでも凄いことです。
それまでは、理緒さんを、
ありとあらゆる方法を駆使して、
いやらしく愛して下さい。
貴男にはその権利がある。うん。
でも、Brenneckesさんは、

hiroさんへ

耐えられるかどうかはその時になってみないと分かりませんが、彼女の決意を翻させ、巻き添いにしたのは私ですから、「じゃーねー」って私が先に逝っちゃう訳にはいかないんですよ。(笑)
それに、遺して逝くほうも辛いことにはかわりないんですよね…。

覚悟

本当にスゴい覚悟ですね…。ブレネックさんのとっても切ないけど、静かな強さを感じます。お二人の絆がうらやましい…。
私達もよく、どちらが先に逝くのかな…。というやり取りをします。
彼は奥様にすごく愛されているので、彼に万が一の事があっても私に知らせる手立てが無いだろうと言います。
風の便りがあればお墓参りに行くよ、と私。
まだ遠い事であろうに考えるだけで胸が苦しくなります。リオさんはそこまで愛されてお幸せですね。

チサさんへ

“覚悟”なんて大それたものではないですよ。(^^ゞ 単なる“責任”です。
でも、彼女との恋愛関係に入るにあたり、二回目の死別を考慮したことは事実です。
死別経験者は絶対に考えると思いますが…。
ところで、チサさんは婚外だったんですね。互いに家族がいるって、伴侶のこととは思いませんでした。
となると、お別れはできませんね。わかっていて踏み込まれたこととは思いますが、辛いところですね。

そうですね…

婚外って言うんですね…。初恋と申しましたが、二人共あまりに幼すぎて別れてしまい、傷ついた気持ちを残したまま違う相手と結婚したのです。親友を貫きたいと訴える私に、まだ若さがあるうちに関係を結びたいと望んだのは彼でした。呆れてらっしゃるでしょうね。。

チサさんへ

呆れてなんかいませんよ。
てっきりチサさんたちも死別同士なのかと…、私の早合点でした。(^^ゞ
私の言い方が悪かったみたいで、気分を害されてたらゴメンなさい。
ちなみに“幼すぎて”って、いつのことだったんですか?

いいえ。こちらこそ、私事で話が長くなったら他の皆様にも失礼と思い言葉が足りませんでした。当時はまだ中学生でしたから…周囲や受験に流され、しっかりとお互い気持ちを確認し合い理解するには子供すぎた様に思います。結局気持ちが残ったのかと。手をつなぐ事も出来なかったのに不思議なものですね。
お互いに守るべき物があるのにと苦しんだ時期もありました。
Brenneckesのブログにお邪魔するにつれ、お人柄に触れたというかお兄さんような(ゴメンナサイ!)気がしてf^_^; そしてファンの皆様気を悪くされたら申し訳ありませんm(_ _)m
チサより

チサさんへ

わざわざ事情をご説明いただきありがとうございます。
中学生だったんですね。しかも、手を繋いだこともなかった…。
そんな二人が今のリスクを冒されているのは、それだけ大きな、互いに精神的に通じるものがあるのでしょう。
興味深いです。
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